Concert Information



日時:1999年7月20日(火・祝)

場所:京都府立府民ホール ‘アルティ’




演奏曲目

ライネッケ
Carl Heinrich Reinecke
フルートとピアノのためのソナタ ホ短調 「ウンディーネ(水の精)」作品167
Sonata fur Flote und Klavier "Undine" Op.167
第1楽章 Allegro
第2楽章 Intermezzo: Allegretto vivace
第3楽章 Andante tranquillo
第4楽章 Finale: Allegro molto agitato ed
    appassionato, quasi Presto


ベルク
Alban Berg
歌曲 「7つの初期のリート」
1.夜
Nacht
2.葦の歌
Schilflied
3.ナイチンゲール
Die Nachtigall
4.夢の冠
Traumgekront
5.室内にて
Im Zimmer
6.愛の頌歌
Liebesode
7.夏の日々
Sommertage


マルクス
Joseph Marx
歌曲 「森の幸せ」
Waldseligkeit
「内気な恋人」
Der bescheidene Schafer
「妖精」
Die Elfe
「ノクターン」
Nocturne
「昨日彼は私にバラの花を贈った」
Und gestern hat er mir Rosen gebracht
「幸せな夜」
Selige Nacht
「愛がお前の心に触れたら」
Hat dich die Liebe beruht


プーランク
Francis Poulenc
フルートとピアノのためのソナタ
Sonata pour flute et piano
第1楽章 Allegretto malin colico
第2楽章 Cantilena
第3楽章 Presto giocoso


ジョリベ
Andre Jolivet
リノスの歌
Chant de Linos

Sound Prism vol. 3

〜 ロマン派から現代音楽への流れ 〜

大嶋 義実 - Yoshimi Oshima (Flute) -


プラハ放送交響楽団首席フルート奏者、群馬交響楽団第一フルート奏者を経て。京都市立芸術大学教授。

1981年京都市立芸術大学卒業後、1984年ウィーン国立音楽大学を最優秀を得て卒業。日本音楽コンクール、マリア・カナルス 国際コンクール、日本管打楽器コンクールほか、内外の著名コンクールに入賞入選。ソリストとしてロンドン、ウィーン、 プラハ等、毎年ヨーロッパより招かれリサイタルを行うほか、プラハ交響楽団、ヤナーチェクフィル、ヴィルトゥオージ・ プラハ、カルロビ・ヴァリ交響楽団、ピルゼン放送響、群響等、数多くのオーケストラと協演。1994年、95年にはスロヴァキア 室内合奏団のソリストに抜擢され、東京芸術劇場、紀尾井ホールをメインに日本ツアーに同行。ボフダン・ヴァルハル、 ミカラ・ペトリと共演。95年同プログラムでスロヴァキア各地の音楽祭に出演。1997年はスーク室内オーケストラのソリストと して日本ツアーに同行、巨匠ヨゼフ・スーク等と共演。1998年には日本フルーティストとして初めて『プラハの春音楽祭』より 招待を受け、リトムネジツェ国際音楽祭、ヨゼフ・スーク&スーク室内オーケストラと行った『プラハ城の宝石・国際音楽祭』 も好評を博した。

室内楽の分野でも師のW.シュルツをはじめ、ウィーンフィルやチェコフィル、ベルリン・ドイツオペラの首席奏者たちと アンサンブルを行うなど、国際的な活動を重ね、3枚のソロCDをリリース。平成10年度京都市芸術新人賞受賞。日本フルート 協会理事、桐生市市民文化事業団音楽アドバイザーを務める。

(1999年現在)

榎 水枝- Mizue Enoki (Soprano) -


京都市立芸術大学音楽学部声楽科において蔵田裕行氏および佐々木成子氏に師事。卒業後、渡独して国立ミュンヘン音楽大学に 入学し、エルンスト・ヘフリガー氏、エリック・ヴァルバ氏らに師事して同大学ソロ声楽科修士課程を修了。

滞独中は、ドイツおよびスイスにおいて歌曲演奏会や宗教曲のソリストとして舞台に立ち、テレビやラジオ放送にも出演。また、 学外でも多くの公開レッスンや講習会に参加して研鑽を積む。

1984年のセントーゲンボス(オランダ)における国際声楽コンクールおよび1985年のツヴィッカウ(ドイツ)における国際シューマ ンコンクールに入選。日本においても、1990年の日墺文化協会フレッシュコンサート銀賞受賞、1991年の友愛リートコンクール 第三位など、いずれも主にドイツ歌曲(リート)を歌って高い評価を受ける。

帰国後は再び佐々木氏に師事し、またライナー・ホフマン氏、ヴェルバ氏らの指導もたびたび受けて、とくにドイツリートには 一貫して取り組み、理解を深めてきた。

演奏活動としては、リサイタルのほか、宗教曲などのソロ、パイプオルガンとの共演、教会コンサート、レクチャーコンサート、 サロンコンサートなどに出演。日本シューベルト協会会員。

1998年、CD「ドイツ歌曲名品集“葡萄色の午後”」(FMC5032)を発売。

(1999年現在)
    










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